
【医師監修】シミ取りレーザーのダウンタイムはどれくらい?経過と対処法を解説
1. シミを取りたいけれど、術後の経過が不安な方へ
「目立つシミを消したいけれど、仕事に影響が出ないか心配」
「かさぶたやテープ保護の期間がどれくらい続くのか知りたい」
シミ取りレーザーを検討する際、最も多く寄せられるのが「ダウンタイム」に関するご不安です。
マスクを外す機会が増え、施術後の経過が気になるのは当然のことです。
医療機関でのシミ治療は、単にシミを削るだけではありません。
治療後の色素沈着リスクを抑え、いかに綺麗に治すかが重要になります。
この記事では、当院が導入している最新ピコレーザーを用いたシミ治療について。
ダウンタイムの具体的な経過や、綺麗に治すための過ごし方を医師が解説します。
- この記事で分かること
- シミ取りレーザー(ディスカバリーピコ)の特徴
- 術後からかさぶたが剥がれるまでの具体的な経過
- 炎症後色素沈着(戻りジミ)のメカニズムと対策
- ダウンタイム中のメイクやテープ保護の注意点
- シミ治療の効果を高める併用ケア(内服薬・ピーリング)
2. 当院のシミ取り治療「ディスカバリーピコ」とは
シミの種類は様々ですが、はっきりとした輪郭のシミ(老人性色素斑など)には、レーザーのスポット照射が適しています。
当院では、「ディスカバリーピコ」という最新のピコレーザーを導入しています。
従来のレーザー(ナノ秒)よりも、さらに一瞬(ピコ秒)でレーザーを照射する機械です。
ダウンタイムを短く抑え、肌への負担を軽減
ピコレーザーの最大の特徴は、熱ではなく「衝撃波」でシミの色素を細かく粉砕することです。
周囲の正常な皮膚への熱ダメージが少ないため、従来機に比べてダウンタイムが短く、炎症後色素沈着のリスクも抑えられます。
※シミの種類(肝斑やそばかすなど)によっては、スポット照射ではなくトーニングなどの治療をご案内する場合があります。
3. 結論:シミ取りレーザー(スポット照射)はどんな人に向く?
シミ取りレーザーのスポット照射は、一度の治療で確実な変化を求める方に適しています。
- こんな方に向いています
- はっきりとした濃いシミを短期間で取りたい方
- 施術後、数日間のテープ保護が可能な方
- 適切なアフターケア(紫外線対策など)を徹底できる方
慎重に検討したい方
・シミの背景に「肝斑(かんぱん)」が混在している方
(強いレーザーを当てると肝斑が悪化するため、まずは内服やトーニングをご提案します)
・大事なイベント(結婚式や撮影など)が1〜2週間以内に控えている方
4. いつ剥がれる?ダウンタイムの経過タイムライン
レーザー照射後、お肌はどのような経過をたどるのでしょうか。
具体的なタイムラインを知ることで、予定が立てやすくなります。
【施術直後〜翌日】
レーザーを当てた部分は白っぽく変化し、その後すぐに赤みやヒリヒリ感が出ます。
患部には軟膏を塗り、保護テープを貼ってお帰りいただきます。
【施術後2日〜1週間】
照射した部分が徐々に黒っぽくなり、薄いかさぶたを形成します。
ピコレーザーのかさぶたは、従来のレーザーよりも薄く目立ちにくいのが特徴です。
この期間は、無理に剥がさずテープで保護を続けます。
【施術後1週間〜10日】
洗顔時などに、かさぶたが自然とポロリと剥がれ落ちます。
剥がれた後は、ピンク色をした新しい皮膚が現れます。
この状態になればテープ保護は終了し、上からメイクをしていただくことが可能です。
5. 要注意!かさぶたが剥がれた後の「炎症後色素沈着」
かさぶたが剥がれてピンク色の肌になった後、しばらくすると再びシミが濃くなったように見えることがあります。
これを「炎症後色素沈着(PIH)」と呼びます。
当院のコラムでも詳しく解説していますが、これは治療の失敗ではありません。
レーザーの刺激に対する肌の正常な防御反応(一種のすり傷のような状態)です。
通常、施術後1ヶ月頃をピークに色が濃くなり、その後半年ほどかけて徐々に薄くなっていきます。
ピコレーザーを使用することでこのリスクは低下しますが、体質やアフターケアによって発生する可能性があります。
6. ダウンタイム中と、その後の正しい過ごし方
綺麗にシミを治すためには、ご自宅でのケアが非常に重要になります。
かさぶたが剥がれるまで(約1週間):
・患部はこすらず、処方されたテープで優しく保護してください。
・テープの上からであれば、当日から洗顔やメイクが可能です。
・かさぶたを無理に剥がすと、色素沈着や跡が残る原因となります。
かさぶたが剥がれた後(数ヶ月間):
新しい皮膚は非常にデリケートで、紫外線の影響を受けやすくなっています。
日焼け止めを必ず使用し、摩擦(ゴシゴシ洗顔など)を避けてください。
ここで刺激を与えないことが、炎症後色素沈着を早く綺麗に治すコツです。
7. 回数・頻度の目安について
スポット照射の場合、はっきりとした老人性色素斑であれば、通常1回の治療で多くの方がご満足いただける結果を得られます。
ただし、シミの根が深い場合や、一度で強い出力を当てると色素沈着のリスクが高いと判断した場合は、数ヶ月空けて2回目の照射をご提案することがあります。
シミの種類(肝斑やそばかすなど)により、トーニング治療を選択した場合は、月に1回のペースで5〜10回程度通っていただく必要があります。
8. 施術のこだわり|シミを的確に見極める診断力
シミ治療において最も重要なのは、「レーザーを当てる前の診断」です。
一言でシミと言っても、老人性色素斑、肝斑、そばかす、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)など、様々な種類が混在しています。
肝斑がある箇所に強いレーザーを当ててしまうと、かえってシミが濃くなってしまいます。
銀座美容クリニック南草津院では、医師が患者様のお肌を丁寧に診察し、シミの種類を正確に見極めます。
その上で、ディスカバリーピコの様々なモード(スポット、トーニング、ルビーフラクショナルなど)から、最適な治療法をご提案いたします。
9. 実際の症例と解説をご紹介します
当院のInstagramでは、シミの種類に応じた見極め方や、適切な治療法の解説を発信しております。
ご自身のシミがどのタイプに近いか、ぜひ参考にしてみてください。
10. より綺麗に治すために:併用おすすめのケアと施術
シミ取りレーザーは「メラニンを破壊する」治療ですが、その効果を最大限に引き出し、色素沈着を防ぐためには、内服でシミ・肝斑予防、外用剤でシミ抑制、トレチノインでシミ排出といった、多角的なケアの併用が有効です。
・トラネキサム酸などの「美白内服セット」
トラネキサム酸の詳細はこちら
レーザーによる炎症を抑え、色素沈着(PIH)や肝斑の悪化を防ぎます。
シミ治療をお受けになる方には、基本のケアとして強く推奨しております。
・ケミカルピーリングとケアシス
ピーリング治療の詳細はこちら
肌のターンオーバーを促すことで、蓄積されたメラニン色素の排出をスムーズにします。
夏場の紫外線強い時期はピーリングとケアシスで守りの治療として取り入れるのもおすすめです。
・ホームケア(美白化粧品・トレチノイン)の継続
当院では、シミ治療後のお肌に適した美白化粧品のメラブライトC+やCDトレチノインの使用などをご提案しております。
日々のスキンケアが、再発予防の鍵となります。
※現在、ルビーフラクショナルと美白内服・化粧品がセットになった『期間限定シミケアキャンペーン』を実施中です。
11. 疑問をスッキリ解決!シミ取り治療の「よくあるご質問Q&A」
Q. ダウンタイムが全くないシミ取り治療はありますか?
A. かさぶたを作りたくない方には「ピコトーニング」や、光治療などの選択肢があります。
ただし、一度でシミを取り切ることは難しく、複数回の通院が必要となります。
Q. 保護テープはいつまで貼る必要がありますか?
A. かさぶたが自然に剥がれるまでの、約1週間〜10日間が目安です。
途中でテープが剥がれてしまった場合は、新しいものに貼り替えてください。
Q. テープの上からお化粧はできますか?
A. はい、テープの上からであれば当日からメイク可能です。
当院で処方するテープは肌色に近く、メイクを重ねると目立ちにくくなります。
Q. レーザー後、海やゴルフに行っても良いですか?
A. 施術後数ヶ月間は、強い紫外線を浴びるレジャーはお控えいただくことを強く推奨します。
色素沈着が濃く残る原因となります。
12. 迷ったら、まずはご相談を:カウンセリングのご案内
「私のシミは1回で取れる?」「仕事の休みに合わせてスケジュールを組みたい」など。
ダウンタイムに関するご不安は、どうぞ遠慮なくお尋ねください。
銀座美容クリニック南草津院では、医師が直接シミの状態を診断し、患者様のライフスタイルに合わせた無理のない治療計画をご提案いたします。
13. お肌の管理をお任せください:当院のInstagramのご案内
シミ治療後の綺麗なお肌を保つための情報や、お得なキャンペーン情報などを発信しております。
お肌のトータルケアにご興味がある方は、ぜひご覧ください。
14. まとめ|ダウンタイムを正しく理解し、綺麗な素肌へ
シミ取りレーザーのダウンタイムについて解説しました。
治療に踏み切る前に押さえておきたいポイントは以下の3つです。
- かさぶたが剥がれ、テープ保護が不要になるまでは「約1週間〜10日間」
- かさぶたが剥がれた後の「炎症後色素沈着」は正常な反応であり、徐々に薄くなる
- ダウンタイムを乗り越え、綺麗に治すためには日焼け対策と摩擦レスが必須
術後の経過を知ることで、シミ治療への不安が少しでも軽くなれば幸いです。
透明感のある綺麗な素肌を目指して、ぜひ一度、当院の無料カウンセリングへお越しください。
廣瀨 昇吾(ひろせ しょうご)
はじめまして。銀座美容クリニック南草津院 院長の廣瀨昇吾です。
美容医療を通じて皆さまの毎日をより前向きに、そして美しく彩るお手伝いができればと考えております。
私が大切にしているのは、「ナチュラルな変化」と「well aging(ウェルエイジング)」という考え方。年齢を重ねることを前向きにとらえ、その人らしい美しさを引き出す施術を心がけています。
現在は南草津院を中心に、京都院でも診療を行っております。
得意施術はヒアルロン酸、糸リフトなどです。美容皮膚科だけでなく美容外科や再生医療についてもご相談ください。皆様のご来院お待ちしております。
地域の皆さまに信頼され、長く愛されるクリニックづくりに尽力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。


